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たまらねえ……たまらねえよなあ？　あとは、ただ狂って、狂って、狂うだけでいい……！！ 池袋の某所で開催されている、地下プロレスの雄。 召喚されて間もなく違法な「転光生」オークションにかけられ、商品として自由を奪われていたがある日、欲のままに自分を虐げた召喚主を屠り、脱走。 召喚主を持たない「はぐれ転光生」となった。 狂える虎の力の宿る、腰布の「神器」・ンゲルムガドゥンガンを翻し、己が前に立つ者たちへ襲い掛かる。 彼がただ唯一信ずるは、個としての強さ。肉体の強靭さ。 その彼を屈服させるには小細工は無用、ただ、ただ力あるのみ。 【ILLUSTRATOR】gamma 【VOICE】幸田承 Gallery  

おにーちゃんっ、おねーちゃんっ。ガキだと思って…油断してよね？ 転光生・オロチマルを相棒に、数多の諜報機関、地下犯罪集団、テロ組織がしのぎを削る東京の夜を駆ける少年忍者。 無邪気な笑顔で懐に忍び込み、その幼い外見さえも武器にして、大の大人を手玉に取る強さと抜け目なさと、そして、それとは裏腹な天真爛漫さと無邪気さを持つ。 ある者は彼を「内調の諜報員だ」と、又ある者は「実は並行世界からやってきた大忍者・風魔忍軍の次期頭領だ」と、又々ある者は「いやいや、ただの忍者好きのコスプレ少年だ」と口々に彼を語る。 そして、これみよがしに太腿に浮き出た、サモナーの証であるアザ…。 だが、ある者は雨の日に、そのアザが濡れ落ちて消えているのを見たという。 彼の目的は何なのか？ 一体どれが本当の正体なのか？ それを知る時、あなたは又、彼が誰にも見せた事のない一面を知る事になるだろう。 【ILLUSTRATOR】大地巧太 【VOICE】樹元オリエ Gallery

『オレが持てなかったモノを持っているヤツ』なら、いい。ただ生まれが違ったんだ、と諦めが付く。だが… 池袋のアンダーグラウンドを中心に活動する、とある小さい犯罪グループの構成員。 人間の体に一切のためらい無く、刃物を根元まで差し込む事が出来る。 最近、東京に出回り出した「アプリ」と「神器」が金になると知ったグループの鉄砲玉として、使い捨てられようとしている少年。 ある事件により得た、ナイフ状の貧弱な「神器」。そして「執着」という生まれて初めての感情。 この二つだけを伴として、彼はひとり、混迷深まりゆく東京で独自の行動を開始する。 【ILLUSTRATOR】BomBom Gallery

オレ、イクトシ。プロの格闘家だよ。 武道家である厳格な父親の教えに反発し、池袋の「転光生」がたむろす地下格闘場に出入りする中学生。 幼少のころから磨き抜かれたその技は、池袋ランカーの上位に食い込むほど。 プロの格闘家を自認し、ファイトマネーで暮らしている。 体躯を自在に変化させる嵐の妖精スプリガンが宿った列石の「神器」の魔力によって、肉体年齢が急激に成長してしまう彼は、大人の体をもった超一流の格闘家として、主人公たちの前に立ちはだかる。 「神器」のいたずらにより無理やり成熟させられた肉体と、未熟な精神を持つ強敵。 その感情を真正面から受け止められる強い者であれば、彼の信頼も得ることが出来るに違いない。 【ILLUSTRATOR】黒ねずみいぬ 【VOICE】松井菜桜子／天野ユウ Gallery

暗い中、ただ一人、暮らしていればよかった。そう、思っていた…これまで、ずっと。 雷光を纏った双刃斧の神器を持つ「転光生」。 王族の血を引く高貴な出自だが、その異形故に、実の親自らの手によりただ独り、人の居ない暗き宮殿の中に閉じ込められていた所を召喚される。 その後も、都内のある山の奥、迷宮のように入り組んだ樹海の中に引きこもっている。 時に溢れる感情を抑えきれずに、嵐にも等しい凶暴な力を振りかざすが、その度に激しい悔恨に苛まれている。 自分のような醜い男は誰にも愛されないのではないか…その臆病さと人を傷つけてしまう悲しみが故に、孤独を選ぶ男。 その発揮する権能は、外部からの干渉を拒絶する。 【ILLUSTRATOR】樹下次郎 【VOICE】幸田承 Gallery