東京放課後サモナーズ(放サモ)

性自認を選べる!LGBTQ+向けスマホソーシャルゲーム

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異世界と交差し変貌した東京23区で行われるサバイバルゲーム
戦いの中で結ばれる仲間たちとの友情、そして恋
彼らとの絆を武器に、激動の東京で生き残れ!

(1)イントロダクション

今から遡ること、十数年前に発生した東京と23の「異世界群」の「歴史的遭遇グレート・ディスカバリーズ
それは「極東の国・日本の首都、東京」と異世界群を繋ぐ「ゲート」同時発生事件を指す言葉である。
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これにより、神話や伝説に謳われる数多の存在が、意識的あるいは無意識的な召喚主サモナーとの契約により呼び出され、東京の巷には異形の者たちが溢れかえることとなった。
世界から東京は隔絶され、大きな混乱と悲劇を招いたが、それでもなお、当時の立法・司法・行政を含む関係者たちの不断の努力、そして、政治的な駆け引きの産物として、東京の地は彼らを「異界よりの一時的な滞在者」……「転光生」として法的に受け入れる場「教育特区」として成立することとなった。

都境を超えてのヒトおよびモノの出入は厳しく制限されるも、時間をかけて混乱は次第に落ち着きを見せてゆき、異形の彼ら「転光生」のいる景色が、東京都民たちの日常となって久しい。
この奇跡的な融和の背景には、彼ら異世界の存在たちの全てが(多少の差異はあれど)意思を疎通し、コミュニケーションを行う事ができる「知性ある存在」であったこと、
そして何よりも、彼らの世界で振るっていたという、この世のモノならざる「権能」のチカラ、それが著しく制限されていたことが大きな意味を持っていた。

かつて異世界で超常の奇跡を起こした神や悪魔とて、この世界でそれを他者へと自由に振るう事は許されず、この世界の法則ルールに従わざるを得なかったのだ。
すなわち、姿形は異形なれど――それほどの脅威ではないと、一般都民たちに浸透するまでに、さほどの時間を要さなかった。
いまだ根強い「転光生」排斥を唱える「東京浄化」運動や、後見人を失い違法滞在する「はぐれ転光生」問題など、数々の軋轢を孕みながらも、東京の地は新たな現実を受け入れていった。

(2)アプリ

そして、時は流れ、現在。
東京に住む転光生たち、そして元からの住人であるこの東京の学生たちの一部で最近、「とあるゲームアプリ」が話題に上がるようになった。
そのアプリはユーザーである転光生と人間たちに、この世界の法則を超える異世界の権能ルールを取り戻させる、あるいは新たに与える、特別な力を秘めていた。
「無から炎を起こす権能」「傷を癒す権能」「他者を操る権能」……。
かつて持っていた権能チカラを取り戻す事は、あるいは、超常のチカラを手にして振るう事は、あまりにも……そう、あまりにも彼らにとって、魅力的であった。
その影響がたとえ、少ないアプリユーザー同士にのみ限られる、虚構に他ならないものであったとしても――だ。

だが、虚構がずっと虚構のままであるとは限らない。
その「ゲームアプリ」は拡大と拡散を促進するための座組みシステムが備えられていた。
それはすなわち「より多くのゲームに勝ち、己が陣地を広げた者には、より強い権能ルールが与えられる」というもの。

彼らは徒党ギルドを組み、集い、ゲームへとのめり込んでいった。
あるギルドには「暴力」を、別のギルドには「権力」を、またあるギルドには「愛」を奉じる者たちが集まり……
かくして「アプリ」は蔓延し、少数派は多数派へと移り変わっていく。
「アプリ」を手にする者たちは、加速度的に増えていく。
「アプリ」から始まった虚構は、東京23区の現実を塗り替えていく。
ゲームは虚構ゲームではなくなっていく。

東京の地は再び、第二の「歴史的遭遇」、その激動の渦へと巻きこまれていく。
23区の覇権を奪い合い、この東京すべての存在を巻き込む「サバイバルゲーム」が今、はじまろうとしていた。

(3)ギルド

『東京放課後サモナーズ』の舞台となる東京には、多くの「召喚アプリ」ユーザーが存在する。
特に、西東京に拠点(サモナーポータル)が存在する、以下の組織群は「三大ギルド」と呼ばれ、その名を轟かせている。
これらの組織は、強力無比な「転光生」たちを抱え、ゲームコミュニティの枠を超えて独自の生活圏、経済圏さえ形成しつつあった。

各ギルドは独自の情報収集を行い、その結果として「召喚アプリ」に対し各々異なる見解を有している。
これから東京に起ころうとしている「何か」を見据え、ギルド同士の闘争はただひたすらに加速していく――

池袋ギルド 地下格闘『神器』パーティ バーサーカーズ

池袋バーサーカーズ

各異世界の『戦闘狂』たちが集まる、東京23区最強勢力のギルド。
豊島区・池袋にポータルを設置している。
構成メンバーを独自のランキングにより、強さの序列を付けている事に特徴がある。
同ギルドの幹部たちは、ポータルがある池袋西口公園で開かれる地下格闘技パーティの運営組織と、
前述ランキングの上位ランカーたちにより構成されている。
現在のランキング暫定トップは、マガン・ガドゥンガン。

六本木ギルド 『異世界』社交サロン 大君タイクーンズ

六本木ギルドメンバー

六本木の摩天楼、その高層階で開かれる「大君会議」。
そのテーブルを囲む、各異世界の『支配者』たちで構成された、東京23区最高勢力と名高いギルドである。
構成メンバーは皆、元の異世界でも支配階級に属した者たちであり、その資金力は他の追随を許さない。
その中でも、異世界オリュンポスの創世主を名乗る竜人・オピオーンと、異世界ゲヘナの宰相悪魔・ルキフゲ=ロフォカレの二人が、東京の「転光生」たちの間でつとに著名である。
しかし、構成メンバーのいずれもが各異世界で頂点を極めた支配者たちであるが故に 組織としてのまとまりは存在しないと言っていい。

青山ギルド 『転光生』福祉NPO MISSIONARIESミッショネルズ

青山ミッショネルズ

各異世界の『信奉者』たちが集まる、東京23区最多勢力のギルド。
港区~渋谷区を中心とした広範なエリアに構成員を擁しており、その一部は六本木ギルドの勢力範囲と被っている。
召喚主(サモナー)を失った「はぐれ転光生」たちへの炊き出しや、彼らの自立支援などを行う、ボランティア団体が母体となって自然発生したギルドであり、地元自治体からも正式なNPOとしての認可を得た組織である。
異世界エデンよりやって来た現役アイドル「転光生」・ジブリールが所属しているため、彼女を崇拝する親衛隊が多数、ギルドに在籍しており、結果として東京で最も多くの構成員を抱えるギルドとなっている。


 

この他にも、東京23区の各地に多くのギルドが存在し、各々の思惑を見せている。
特に池袋、渋谷と並ぶ三大副都心のひとつ・新宿には狭い範囲に「逃亡者」や「少数者」たちが集う多くのギルドが存在し、群雄割拠の様子を呈している。
そして、本作の主人公が転校し、通うこととなる学園も、この新宿区に存在する……。

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